史上最も高額なスニーカーランキングBEST5
皆さんはスニーカーを購入されるとき、のちに高額で売れるかどうかを気にしますか?これには正直驚かれる方もいるかもしれませんが、残念ながら、最近はスニーカーの転売を考える人が多いのです。実際、ありきたりなデザインだったり、再販価値が少なかったりすると、あまり人気が出ません。定価1万円のスニーカーが、10万円以上のプレ値がついて売れてこそ、購入する価値があるそうです。もちろん、全員が売ることを考えて購入するわけではありませんが、今日のスニーカーマニアの間で広く浸透している考えであることは間違いありません。
さて今回は、史上最も高額で売却されたスニーカーを見ていきたいと思います。なお、本記事を執筆している時点のランキングなので、今後変動する可能性があるのはご了承ください。
第1位 ソリッドゴールド OVO x エアジョーダン – 200万ドル(約2億6,000万円)
大人気ラッパーのドレイクは、伝説のジョーダンブランドとコラボした際、ケイン・ウェストのスニーカーを24kの純金にすることに。これが今回、世界一高額なスニーカーに選ばれました。あまり実際に履く機会はないかと思いますが、一足あたりの重さは50ポンド以上もあるので、大きな注目を浴びることは間違いないでしょう。
第2位 エアイージー1「プロトタイプ」by カニエ・ウェスト – 180万ドル(約2億3,000万円)
ラッパー兼デザイナーのカニエ・ウェストとナイキは何度かコラボを実現してきましたが、その中でも最も利益をもたらした商品の一つであるのが、ナイキエアイージー1「プロトタイプ」。2008年のグラミー賞のステージでヒット曲『Stronger』を披露した際にカニエ・ウェストが着用し、スニーカー界に向けてイージーコレクションをお披露目することになりました。「プロトタイプ」の他にも、イージーは数多くのヒット商品を生み出し、プレ値が付けられているものも多いです。
第3位 エアジョーダンレトロ「コービーパック」 – 80万ドル(約1億円)
2016年、歴史上最も愛されているバスケットボール選手の一人であるコービー・ブライアントへのオマージュとして、親しい友人や家族だけに送られた伝説のスニーカー「エアジョーダン3/8レトロ コービーパック」。大人気のエアジョーダン3とエアジョーダン8のコピーで、コービーのNBAでの20年間の活躍を記念して作られたものです。ロサンゼルス・レイカーズのアイコンカラーである黄色と紫色で彩られ、ホワイトレザーのトップの装飾が施されています。
第4位 ジョーダン1レトロハイ「シャーロット・ホーネッツ・ファウンデーション」 – 25万ドル(約3,000万円)
2019年2月、シャーロットで開催されたNBAオールスター・ウィークエンドで、マイケル・ジョーダンが未公開のエアジョーダン1を履いているところを写真に撮られました。これはマイケル・ジョーダン自身がデザインし、彼の56歳の誕生日に発売された、わずか世界300足限定で作られたものだったのです。各ペアには、ピュアブラックまたはホワイトカラーのキルティングレザーアッパーと、ハニカムのデザインが施された星型のシルバーハングタグが付いています。
第5位 マイケル・ジョーダン着用「コンバース・ファストブレイク・ミッド」 – 19万373ドル(約2,500万円)
マイケル・ジョーダンを含めるUSA代表チームは、1984年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得。それから30年後、オリンピック試合中にコートで着用したとされるジョーダンのサイン入りコンバース・ファストブレイク・ミッドのペアがオークションに出品され、予想価格の10万ドルをはるかに上回る19万ドルで落札され、世界で最も高額なスニーカー第5位にランクインしました。ちなみに、このスニーカーはマイケル・ジョーダンがアマチュア時代に最後に履いた靴とされています。